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細田衛士

私たちの生活を支えるシステム、「経済」。「経済成長」という言葉が幸せの代名詞となっていた20世紀的な価値観から、21世紀に入ってからは「環境」という新たな価値観の存在が私たちの中に強くなり、それに合わせて社会のシステムは急速に変化をしています。企業ばかりではなく、個人生活そのものが柔軟に「環境」と「経済」という二つの価値観の折り合いをつけていかなければいけない時代です。
今号のエコピープルでは、「環境」と「経済」が両立する“資源循環社会”を支える二つの経済系、「動脈経済」(モノが生産され、消費されるまで)と「静脈経済」(排出されたモノが回収され、再生されるまで)が成立するシステムに関してのお話を慶應義塾大学の経済学部教授の細田衛士さんから伺いました。

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細田衛士(ほそだ・えいじ)
1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学経済学部助教授を経て、1994年、経済学部教授。2001年7月から2005年9月まで経済学部長を務める。廃棄・汚染を経済学の立場から解決する環境経済学を推進。学際的な分野である環境経済学の理論構築のため、環境経済・政策学会、環境科学会、廃棄物学会、日本経済学会に所属し、多様な領域を横断した研究を行う。動脈系と静脈系の2つの経済系のバランスに注目し、“goods”とされてきたモノを“goods and bads”(グッズ・アンド・バッズ)へと拡張して考えることを提唱。主な著書に『グッズとバッズの経済学』(東洋経済新報社・1999)『資源循環型社会のリスクとプレミアム』(慶應義塾大学出版会・2009)『資源循環型社会 ―制度設計と政策展望』(慶應義塾大学出版会・2008)など。

 

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