鳥事典:ワタリガラス

eco family index


ワタリガラス

ワタリガラス  (渡鴉 学名:Corvus corax 英名:Raven)

スズメ目カラス科の鳥。英語名は「コモン・レーヴァン(Common Raven)」或いは「レーヴァン(Raven)」。すなわち「フツウガラス(普通鴉)」と言い欧米ではカラスといえば本種である。「ワタリガラス」という日本語名の由来は、日本では渡り鳥として北海道で見られることから。オオガラス(大烏)ともいう
 
ワタリガラスの形態 日本国内では年間を通して同じ場所に生息し、季節による移動をしない留鳥で、小笠原諸島以外の全国で、低地から山地まで幅広く分布するハシブトガラス(嘴太烏、学名:Corvus macrorhynchos )よりも一回り大きい。

ハシブトガラス        
ハシブトガラス        
 
ワタリガラスの分布 ワタリガラス分布 旧北区(ユーラシア大陸全域)・新北区(北米大陸)に分布する。日本では、北海道にて冬の渡り鳥として例年観察される。
 
ワタリガラスの文化 北欧神話ではオーディンの斥侯として、フギンとムニンの二匹のワタリガラスが登場する。ブータンの国鳥でもある。イギリスではチャールズ2世の勅令で、最低6羽のワタリガラスがロンドン塔で飼育されており、「ロンドン塔からワタリガラスがいなくなるとイギリスは滅びる」というジンクスがある。また アラスカのインディアンには、ワタリガラスをトーテムとする部族がいる。2006年には鳥インフルエンザから保護するためにロンドン塔から一時避難させられた。

※出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

eco family index