『エコキッチン 素材力』。 スーパーやコンビニに行くと、多種多様な出来合いの料理を買って食べられる。（それも美味しいものばかり！）そんな便利な世の中についつい流されながらも、時間と技があれば本当は料理がしたいんです。そう思っている方は多いのではないでしょうか？ 『エコキッチン 素材力』では、中島先生に一つの素材を使って、作り置きが出来る下ごしらえからさまざまな料理に広がっていく、まさに「素材の魅力を引き出す」技を教えてもらいたいと思います。また、茨城県在住の太田有香さんが先生のレシピを実践して、レポートしていくというリレー形式。料理を通じた世代と地域を超えたコミュニケーションが繰り広がります。
イラストレポーター、太田有香さんが送るエコキッチンの「素材力実践」シリーズ。前回、夏野菜のレシピでついに対面を果たした有香さん。先生の直接指導を思い出しながらの一人実践レポートは、てきぱきと下準備を並行して行なうという成長ぶり。それでは、今回も彼女のかわいらしいイラストで「乾燥きのこ」のレシピを実践レポートしてもらいましょう！
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太田有香 Yuka OHTA
イラストレーター。1985年茨城県生まれ、茨城県在住。
筑波大学芸術専門学群ビジュアルデザイン卒業。独自の目線で人やお店を鋭く観察し、標本のように手書きの文字とイラストレーションで表現することを得意とする。エコ・キッチンでは、中島有香先生のレシピを実践し、料理初心者の立場で、仕込みから仕上げまでのレポートをイラストで表現する。
晩秋から冬にかけて無性に食べたくなる素材のひとつに、きのこがあります。この季節になると、私の住む新潟の市場には、近くの山で採れた新鮮なきのこ類がたくさん並びます。自分できのこ狩りをする人もたくさんいて、ときどきこの“山のごちそう”のおすそ分けをいただくことも。確かに、山に入るとそこらじゅうにきのこらしきものがたくさん。だけど素人ではどれが食用で、どれが毒を持っているのか、さっぱり分からない・・・
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中島有香 Yuka NAKAJIMA
大阪出身、新潟在住。1988年に渡仏し、フランス料理の基礎を学ぶ。帰国後東京にて、女性誌や料理教室でオリジナルの家庭料理を提案。94年に結婚を機に新潟に暮らす。現在は新潟の豊富な素材に感謝しながら、自宅での料理教室等でその使い方と楽しみ方を発信。利酒師の資格を持ち、地元の味の研究にも余念がない。夫と娘の三人家族。
